小嶋秀樹 | 研究室
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視線を使った情報メディアの研究開発

「目は口ほどに物を言う」と言われるように,心の動きは目の動きとなって現われます.相手の視線を読むことで,心や意識の状態を(ある程度)読み取ることができるでしょう.視線データは,認知科学やアートの研究・実践に客観的な指標を提供してくれます.また,人との新しいインタラクションのあり方をデザインするための,重要な手がかり・構築手段を提供してくれます.(一例として,3名の被験者が静止画を 5 秒間見たときの視線の動きと停留点を下図に示します.)

このような研究・実践のために,こじ研(小嶋研究室)では,Tobii という視線計測システムを活用しています.このページ(と関連するページ)では,この Tobii の使った視線計測やアプリケーション開発の概要を解説していきます.

【Tobii を使った視線計測】

たとえば静止画・動画・ユーザインタフェースなどの評価のために視線データを利用することが考えられます.このようなデザイン研究のために Tobii を活用したい人は「Tobii による視線計測」をご覧ください.コンピュータ画面上の対象だけでなく,実体のあるオブジェクトへの視線を計測することも可能です.

【Tobii を使ったアプリケーションの開発】

たとえばユーザの視線によって情報システム(操作インタフェース,情報ブラウザなど)をコントロールすることが考えられます.このような視線を入力としたアプリケーションの開発に Tobii を活用したい人は,「Tobii による視線計測」に加えて,「Tobii アプリ開発」をご覧ください.