小嶋秀樹 | 研究室
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組込みコンピュータを使った情報メディアの研究開発
【Miyagino / みやぎーの】
Miyagino

Miyagino(「みやーの」と発音)は,組込みコンピュータの基礎を学び,さまざまな応用を可能にするための Arduino クローンです.ブレッドボード上に,マイクロプロセッサ(Atmel ATmega328P)や USB-シリアル変換モジュール,いくつかの電子部品を組み込んで自作します.1台あたり 2000円程度で製作可能です.USB-シリアル変換モジュールなし(プログラム焼き込み後にスタンドアロン動作)であれば,1000円程度です.(ブートローダの書き込みには別途 AVRISP mkII が必要ですが,宮城大学関係者であれば小嶋研究室のものを使うことができます.)

【Dongbeino / トンペイーノ】
Dongbeiono

Dongbeino(「トンペーノ」と発音)は,超小型ながら WiFi 機能をもった組込みコンピュータで,上述の Miyagino (Arduino) と同じ開発環境でプログラミングできます.とても応用範囲の広い IoT デバイスです.ここでは,ブレッドボード上に最小構成の ESP-WROOM-02 システム「トンペイーノ-02」の組み立てから,センサやディスプレイの接続,PC やスマホとの通信などを広く解説します.

【Raspberry Pi】
Miyagino

Raspberry Pi は Unix (Linux) が動作する市販のシングルボードコンピュータです.Raspberry Pi のもつ低価格(5000円程度)で高機能(ARM 700MHz)といった特性を活かして情報メディアを制作します.ここでは,Raspberry Pi を無線でリモートログインできるパソコンに仕立て,C 言語 + GTK によるアプリ開発,ハードウェア制御,カラー液晶ディスプレーの接続,そしてケースの設計・製作などに取り組みます.