International Workshop on Epigenetic Robotics ── Modeling Cognitive Development in Robotic Systems(通称 EpiRob)は,CareBots プロジェクトが主催する国際ワークショップです.3〜5 件の招待講演と一般投稿(査読つき)による講演・ポスター発表からなります.発達ロボティクス分野の国際会議としてはパイオニア的存在といえるでしょう.最新の情報は EpiRob ウェブページでご覧ください.
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第 1 回:EpiRob-01
2001年 9月17〜18日
スウェ−デン,ルンド(ルンド大学)
論文集
(ポスター未制作) -
第 2 回:EpiRob-02
2002年 8月10〜11日
スコットランド,エジンバラ(エジンバラ大学)
論文集
ポスター (by Janice D. Kmetz) -
第 3 回:EpiRob-03
2003年 8月 4〜 5日
アメリカ,ボストン(ボストン大学)
論文集
ポスター (by Janice D. Kmetz) -
第 4 回:EpiRob-04
2004年 8月25〜27日
イタリア,ジェノヴァ(ジェノヴァ大学)
論文集
ポスター (by Janice D. Kmetz) -
第 5 回:EpiRob-05
2005年 7月22〜24日
日本,奈良(奈良県新公会堂)
論文集
ポスター (by Janice D. Kmetz) -
第 6 回:EpiRob-06
2006年 9月20〜22日
フランス,パリ(サルペトリエール病院)
論文集
ポスター (by Janice D. Kmetz)
EpiRob は,もともとルンド大学(スウェーデン)の Jordan Zlatev と CareBots プロジェクトの小嶋が,ふたりに共通する研究テーマ『社会的状況に埋め込まれた身体の発達』についてのディスカッションの場として創設したものです.Piaget の発生的認識論・Vygotsky の社会的発達論・Bandura の社会的学習理論などを総合し,かつロボットという実証手段を活用することで,〈人間性の由来〉に新しい説明を与えられるのではないか──という期待から始まりました.
第7回目からは,さまざまな機関の支援のもとに,EpiRob の活動が継続されています.これからも,発達科学とロボティクスが交差したホットな分野の交流・情報交換の場として,EpiRob は大きな役割を果たしていくでしょう.
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第 7 回:EpiRob-07 (後援:euCognition)
2007年11月 5〜 7日
アメリカ,ニュージャージー(ラトガース/ニュージャージー州立大学)
論文集
ポスター (by Janice D. Kmetz) -
第 8 回:EpiRob-08 (後援:euCognition)
2008年 7月30〜31日(日程が変更になりました)
イギリス,ブライトン(サセックス大学)を予定
論文集 -
第 9 回:EpiRob-09 (後援:Feelix Growing Project (EU FP6))
2009年11月12〜14日
イタリア,ベネツィア(Centro Culturale Don Orione Artigianelli)
(論文集) -
第 10 回:EpiRob-10 (後援:Lund University)
2010年11月5〜7日
スウェーデン,ルンド(Örenäs Slott)
(論文集)
第11回からは,ICDL (International Conference on Development and Learning) との共同開催になり,名称は Joint IEEE Conference on Development and Learning and on Epignenetic Robotics (ICDL-EpiRob) となりました.
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第 11 回:ICDL-EpiRob 1
2011年 8月24〜27日
ドイツ,フランクフルト
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第 12 回:ICDL-EpiRob 2
2012年11月 7〜 9日
アメリカ,サンディエゴ
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第 13 回:ICDL-EpiRob 3
2013年 8月18〜22日
日本,大阪
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第 14 回:ICDL-EpiRob 4
2014年10月13〜16日
イタリア,ジェノバ
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第 15 回:ICDL-EpiRob 5
2015年 8月13〜16日
アメリカ,ロードアイランド
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第 16 回:ICDL-EpiRob 6
2016年 9月19〜22日
フランス,Cergy-Pontoise
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第 17 回:ICDL-EpiRob 7
2016年 9月18〜21日
ポルトガル,リスボン
このほかにも国内/国際ワークショップ・講演会などのイベントを不定期に開催しています.最新の情報につきましては,トップページの新着情報バーもご覧ください.
過去に開催したイベントには,以下のものがあります.(新しい順)
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Marek Michalowski 先生(Carnegie Mellon University, USA)の講演会 "Rhythmic human-robot social interaction" を開催しました.
(2008年12月17日,宮城大学 大和キャンパス) -
Selma Šabanović 先生(Stanford University, USA)の講演会 "Designing robots from the outside in: A social approach to robotics" を開催しました.
(2008年12月12日,宮城大学 大和キャンパス) -
Christopher G. Prince 先生の講演会 "Towards robotic models of infants:
Ongoing emergence & audio-visual sensory intergration" を準備しましたが,飛行機の遅れのため,中止しました.
(2005年 7月15日,NICT/けいはんな) -
Luc Berthouze 先生 (Neuroscience Research Institute, AIST, Japan) による講演会 "Understanding human motor skill acquisition: Developmental robotics and brain imaging" を開催しました.
(2004年11月 4日,NICT/けいはんな) -
日本発達心理学会 関西地区シンポジウム「ロボット研究と心理学研究の対話」を開催しました.
(2003年11月 8日,CRL/けいはんな) -
長滝 祥司 先生 (中京大学/哲学) による講演会 「現象学と人工知能・ロボティクスの接点をさぐる」を開催しました.
(2003年 8月18日,CRL/けいはんな) -
Kerstin Dautenhahn 先生・Chrystopher Nehaniv 先生 (Univ. of Heartfordshire, UK) による講演会 "The Aurora project: Interactive robots in autism therapy"・"Solving the correspondence problem in robotics imitation across embodiments: Synchrony, perception, and culture in artifacts" を開催しました.
(2003年 7月22日,CRL/けいはんな) -
国際ワークショップ "Social
Interaction and Culural Learning" を開催しました.
(2003年 7月18日,CRL/けいはんな) -
Colwyn Trevarthen 先生 (Univ. of Edinburgh, Scotland) による講演会 "The infant's sympathetic mind: Research on innate intersubjectivity and the motives for cultural learning" を開催しました.
(2003年 7月17日,CRL/けいはんな) -
研究発表会 「オープンラボが切拓くヒューマンコミュニケーションの研究」を開催し,CareBots プロジェクトから『社会性をもったロボットをめざして:赤ちゃんロボットによるコミュニケーション研究』というタイトルで成果発表を行ないました.
(2003年 7月 1日,けいはんなプラザ) -
Christian Balkenius 先生・Jan Morén 先生 (Lund Univ., Sweden) による講演会 "Learning processes in visual attention"・"Emotion and learning" を開催しました.
(2003年 3月19日,CRL/けいはんな) -
高橋 和子 先生 (大阪教育大学) による講演会 「自閉症 (とくに高機能自閉症) のコミュニケーション障害とその療育」 を開催しました.
(2001年11月 7日,CRL/けいはんな) -
Jordan Zlatev 先生 (Lund Univ., Sweden) による講演会 "Epigenetic robotics: A possible route to creating an artificial conscious being"・"The mimetic origins of self-consciousness in phylo-, onto-, and robotogenesis" を開催しました.
(2000年10月19・20日,CRL/関西先端研究センター) -
Paul Fitzpatrick 先生 (MIT AI Lab., USA) による講演会 "Face to face: robot vision in social settings" を開催しました.
(2000年 8月 4日,CRL/関西先端研究センター) -
Jordan Zlatev 先生 (Lund Univ., Sweden) による講演会 "How can a robot mean?" を開催しました.
(2000年 4月 4日,CRL/関西先端研究センター) -
Juan Velasquez 先生 (MIT AI Lab., USA) による講演会 "Emotion-based robotics" を開催しました.
(2000年 3月22日,CRL/関西先端研究センター)